株式会社ジャングルの完全ハードディスク抹消17と言うソフトウェアがあります。
この完全ハードディスク抹消17の説明の中に、制限事項が書かれていました。
「制限事項:MBRを編集する可能性のあるソフトウェアがインストールされている環境では正常動作しない場合があります。」
と説明が書かれていたのです。調べてみたところ、MBRとは、ハードディスクのパーティションの事だそうです。
ウイルスの多くは、パーティションを作って隠れているのです。
簡単に、ジャングルさんの制限事項を言い換えると、
ウィルスは、削除できません。完全ハードディスク抹消17が、エラーを起こします。
と言う内容のようです。
完全ハードディスク抹消ソフトウェアで削除できないのがウィルスですから、ハードディスクやSSDをフォーマットしたり、ドライブを削除してもウィルスは削除できない事になります。
AOSデータ株式会社のターミネータ10plus データ完全抹消 BIOS/UEFI版 は、「MBRを編集する可能性のあるウィルスソフトウェアがインストールされているSSDやハードディスクでも削除可能です」と、明確な返事を頂きました。
これ、本当なら、お勧めです。
ウィルススキャンで検知できないウィルスの削除なので、本当に削除できたかどうかが判らないので、念の為、完全ハードディスク抹消17でエラーを起こすかどうかを確認してから、ターミネータ10plus データ完全抹消 BIOS/UEFI版を使おうかと思っていますが、危険なので止めます。
「リカバリーでは、ウィルスは削除されない」が真実
度々、インターネットで「リカバリーすればウィルスも削除される」と言われているのを読んでおりますが、あれは、間違っている事になります。リカバリーの場合は、ハードディスクやSSDをフォーマットしてWindowsを出荷時の状態に戻すと言う処理を行うものだからです。
但し、Windowsのソフトウェアに植え込むタイプのウィルスは、削除されます。上書きされてしまうからです。
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