ポートレート写真で、バックが見事なボケ味で、人物が浮き上がって見える綺麗な写真と言われる写真をとる場合に、特に必要になるテクニックです。
バックを最大限にボカスには、絞りを開放にしなければ出来ません。
しかし、絞りを開放にする為に、絞り優先設定で撮影すると言うのは、ナンセンスなのです。
シャッタースピード優先設定が良いのです。
絞りを開放にする事にだけに気を取られて、何時の間にか、シャッタースピードが1/30とか、1/15になっていたのに気が付かずに写真をガンガン写して、後で確認したら、全部、ブレボケ写真で、使い物にならないと言う事になってしまうからです。
常に、シャッタースピードを意識する為に、シャッタースピード優先設定で撮影するのがベターなのです。
室内撮影で、暗くて、シャッタースピードをこれ以上遅くできないとなったら、ISOで調整すれば良いのです。
僕は、SONYのカメラを使用しています。SONYのカメラは、絞りを開放にする事が何故か出来ません。
出来ないのですが、それでも、絞りを開放にする方法があります。
SONYのカメラは、ISOをautoにしていると、カメラが勝手に、絞りを一絞り絞り込んでしまうからなのです。
ISOのautoを外して、100以上に設定すると絞りを開放にして撮影する事が出来ます。
ポートレート写真を例にして説明しましたが、写そうとする写真に主人公がある場合、主人公以外のバックをボカして撮影するのが、基本的な撮影テクニックです。
花の写真や、動物の写真でも、自分がこれを写したいと思っているものが、主人公です。
バックが見事なボケ味で、写したいと思っているものが、はっきりと浮き上がっている様に見える写真を写すのが基本です。
この様な場合、単焦点レンズを使用して、絞りを開放にして撮影すると言う分けです。
ただし、桜の花などは、被写界深度の広いズームレンズで、絞りを開放にして撮影した方が良いと、僕は、思っています。
「ズームレンズと単焦点レンズ」の記事を書くつもりでいます。、作例を挙げて説明する予定です。是非、そちらを読んで下さい。
写真は、ポートレートではありません。被写体になってくれる綺麗な女性が近くにいないので期待しないでください。
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